WWAの構成要素
当然のことですが、ゲームを作る際には画像など、ゲーム本体以外のファイルも必要になります。
一定の規格に沿ったファイルがWWAには必要となります。この章ではそういったファイルについて解説します。
WWAを作成する際に使用する、あるいは編集するかもしれないファイルを以下に示します。
これら以外のファイルを編集することはまずありませんのでここでは省略します。manual.htmlを参照してください。
- マップデータ
-
WWAの本体です。
WinWwamk.exeで出力します。
mapdata内のファイルでは以下のファイルが該当します。- caves01.dat
- caves02.dat
- island.dat
- wwamap.dat
- セット画像
-
WWA内で使用する画像です。
横幅が400pxのGIFでなければなりませんが、縦幅は決められておりません。ただし、あまりに大きくなりすぎるとマップ作成ツールの限界が来ますので出来る限りコンパクトに収める必要がある他、特性上40pxの倍数になることは確実でしょう。
40*40の小さなパーツの集合です。最初の四行はパーツの使用用途が定まっています。詳しくは次章で。
mapdata内のファイルでは以下のファイルが該当します。- caves01.gif
- caves02.gif
- island.gif
- making.gif
- mapcg.gif
- カバー画像
-
ロード中に表示される画像です。
560*440のGIFでなければなりません。
mapdata内のファイルでは以下のファイルが該当します。- cover.gif
- classictitle.gif
- 効果音
-
ボイスなども含まれます。
mp3限定です。名称も1~69の整数に限定されます。
audioフォルダに保存してください。 - BGM
-
mp3限定です。名称も70~98の整数に限定されます。長さに決まりはありませんが、あまり長くなりすぎると読み込みに時間がかかるので1分程度までにしておきましょう。
audioフォルダに保存してください。 - HTML
-
ブラウザで表示される内容についてのファイルです。
WWAそのものには関わりませんが、開く回数は最も多くなると思います。
mapdata内のファイルでは以下のファイルが該当します。- caves01.html
- caves02.html
- island.html
- wwamap.html
- CSS
-
HTMLを補助する形でウェブページのレイアウトを整えるファイルです。
wwa.cssでWWAを整形しており、これを編集することでゲーム内で使用するフォントを変更することが可能です。
style.cssはWWAには不要ですが、ページが殺風景だと思った場合はHTMLと共に編集することになるでしょう。